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(仮)旅人まりーしゃの『あんこ』と世界妄想旅

あんこと旅するフランス:最高級バターのクレープ編(7)

新年あけましておめでとうございます。旅人まりーしゃです。私はバックパックひとつで世界を旅する身長152cmのミニマム女子。これまでに125カ国を周り、旅のコラムを書きながら日々のハイボールを楽しみに生きてます。えへ。

さて、今年も「theANko」をお供に「妄想旅」をお届けしたいと思います。舞台は花の都パリ、おフランスざます。

「レッツ theANkoトラベル!」

改めまして、ボンジュール。旅ができていた頃は大概どっかの国で年越しをしていた私。過去には、パリの凱旋門でカウントダウンをして韓国人宿で就寝、元旦はキムチでスタートというマシッソヨな年明けを迎えたこともありました。

これはいつぞやの凱旋門でのカウントダウンの写真。子供の首が…!

今年は旅ができなかったため、おうちでサブスク動画三昧でした。今ハマっているのは、海外ドラマ「エミリーパリへ行く」! セックスアンドザシティーのクリエイター、ダーレン・スターが手がけるドラマシリーズでございます。

この作品、パリの街並みやカルチャー、そしてオシャレなファッションが満載で、女子にはド刺さりです。

ヒロインのエミリーがカフェで友達と女子トークを繰り広げるシーンでは、テラス席に座るその姿がまさにパリジェンヌの日常。そう、パリのカフェと言えば、やっぱりテラス席。

パリの街でよく見かける風景。テラス席のあるお店が多い

一時期、日本人などアジア人は、人種やルックスの問題か、なかなか客目のつくところに座らせてもらえないなんて話がありましたが、実際は(現在は?)そんなことはありません。

ある日有名なクレープリーに行き、私はテラス席…、の隣の窓際の席に座りました。(テラスは寒かったので)。そしてフランス語のメニューを広げ、指をさしオーダー。

「このボルディエ塩バター味、シルヴプレ!」

クレープリー「Breizh Cafe」の塩バタークレープ

ボルディエ」とはフランス土産としても有名なブルターニュ地方のブランドバター。伝統的な製法で作られる最高品質のバターで、有塩・無塩・海藻、他にもゆずやバニラなど様々なフレーバーがある。

まもなくして、イケメン店員さんの手によって、私の目の前にキツネ色のクレープが運ばれた。

じんわりと溶けてゆくバターの香りを楽しみながら、100%オーガニック小麦のクレープを口に運ぶと…、

口どけの良いなめらかなバターの塩気が染み込んだ生地に、優しいブラウンシュガーの甘みが絡み合い、…悶絶!

そして、妄想が始まった!

あまりの美味しさに私がイケメン店員さんを見上げると、彼は私にウィンクをして何かを差し出した。

なんとそれは、銀座・空也さんプロデュースの飲むあんこ「theANko」ではないか!

じゃーん

「な、なぜそれを!」

さては日本人の彼女がいるな!いや、そんなことはどうでも良い、私はすぐさまそのtheANkoをクレープに乗せた。

あんこをバターに馴染ませると見事にボンジュールして、その味と言ったらトレビアーン

最高だ。この組み合わせはぴったりすぎる。もはや、ボルディエのフレーバーで「あんこ」が存在しても良いほどである。

「フランス土産にボルディエバターは今や定番となっているが、これにtheANkoを添えて渡したら、フランス通のオシャレな友人にも一目置かれるだろうなぁ…。」

そんなことを思いながら、パリであんこバタークレープをペロッと平らげたのだった(妄想)。

旅人まりーしゃ(Instagram) バックパッカーで旅を続けるコラムニスト。渡航国の数は125カ国。週刊プレイボーイのニュースサイトで6年にわたり旅のコラムを連載。Sサイズモデルとしても活躍。