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(仮)旅人まりーしゃの『あんこ』と世界妄想旅

あんこと旅するニューカレドニア:天国のエスカルゴ編(14)

ボンジュール。旅人まりーしゃです。私はバックパックひとつで世界を旅する身長152cmのミニマム女子。これまでに125カ国を周り、旅のコラムを書きながら日々のハイボールを楽しみに生きてます。えへ。

さて、今回も「theANko」をお供に「妄想旅」をお届けしたいと思います。舞台は、憧れの島ニューカレドニアです。

「レッツ theANko トラベル!」

私の子供の頃からの夢のひとつに、「天国に一番近い島」に行くというものがあった。

たしか親から聞いた話だったであろうが、そのパワーフレーズは子供心を鷲掴み、大人になった今も頭の片隅にずっと残っていた。

だから、「世界一周をする」という選択をした私が行かないわけがないよね、ニューカレドニア

バックパッカーの身分には不相応かも知れないリゾート地だけど、「ここはちょっと予算オーバーしよう」と鼻息荒く入島した。

ニューカレドニアはフランスの海外領土

玄関口となるヌメアには、意外にも旅人の泊まれる格安ホステルがあった。(助かった…)

朝食を食べに出かけると、「ボンジュール、クロワッサン、シルヴプレ!」なんて言っちゃてる自分がこそばゆい。

ついにやってきたニューカレドニアであるが、「さてはて、そして天国は何処?

私の思い描いていた「天国」はそこにはなかった。

なので、さらに離島へ足を伸ばし、イルデパン島へ飛んだ。

すると、

はぅあっ…!

椰子の間から海の姿を確認した時、その青の美しさに思わず息を飲んだ…!そして妄想が始まった。

思わず息を飲んだ、イルデパン島の海

はー、息が止まるかと思った。てゆうか、息が止まったわ。え、もしかしてここ天国?

そう、そこはまさしく天国であった。

白砂は柔らかく、海に入ると自然に涙がこぼれ落ちるという不思議な感覚。

太陽が沈み、肌がふやけるまで私は海から動かなかった。

天国で浮かれる旅人

天国の夕飯には、この島でしか獲れないという名物料理が出された。

イルデパンのエスカルゴ

それは、少し細長目の巻貝のような形をしたものだった。

ガーリックバターの味付けと、ブリブリと弾力があり、歯応えがたまらない。

島からの持ち出し禁止の名物料理イルデパンのエスカルゴ

島の自然食材はシンプルに美味しかったが、私はもっと美味しくなる方法を知っている。

ジャーン!飲むあんこtheANkoイン・ヘブン!

天国で完全に有頂天の私は、自ら用意した『theANko』を、エスカルゴに塗り塗り。

ここでしか食べれない食材にあんこの甘みが加わり、新食感の島スイーツ完成!

うんま〜!泳ぎ疲れた体にも染みる!夢も叶ったし、もう死んでもいい〜!

もはや天国と天国の間を行き来する私。

そこへエンジェルが登場した。

メルシー!これお会計です!

へ?

か、神様、ヘルプ!!!!

そこはやっぱりリゾートアイランド価格

天国で神に泣きつく旅人であった。

(もはや妄想ではなく、現実っ!ぴえん!)

旅人まりーしゃ(Instagram) バックパッカーで旅を続けるコラムニスト。渡航国の数は125カ国。週刊プレイボーイのニュースサイトで6年にわたり旅のコラムを連載。Sサイズモデルとしても活躍。