2023年8月4日(金)~6日(日)に、フィンランドのヒュビンカーで、第18回モルック世界大会が行われます。今年は20か国176チームが参戦予定。
国別対抗戦には、初めてのポイント制により選出された3名が日本代表チームとして出場します。昨年のフランス世界大会での日本代表は3位。今年も好成績が期待されます。
2020年モルックオンライン世界大会チャンピオンでtheANkoサポートアスリートの河野靖信(かわの・やすただ)選手は、3名の日本代表選手に選ばれ、国別対抗戦に出場します。来年はいよいよ日本での世界大会開催が決定しているモルック。開催地決定の際にはtheANkoも一役買ったとか買わないとか。(2022年モルック世界大会(フランス開催)において『日本を紹介する手土産』として、『飲むあんこ・theANko』が選ばれました)
ますます注目の新スポーツ・モルックの世界大会を楽しむために、河野靖信選手にモルックのルールを解説してもらいました!国別対抗戦の試合は、日本モルック協会公式Youtubeチャンネルにて、生ライブ配信の予定。みんなで応援しましょう!
【日本時間8月4日(金)24:00頃から国別対抗戦を配信】
河野選手プロフィールはこちら:「モルック世界チャンピオン・河野靖信(かわの やすただ)選手が、あんこエナジードリンク「theANko・飲むあんこ」のサポートアスリートに」」
エストニアのレジェンドモルッカーに飲むあんこプレゼント🎁#モルック #世界大会 #フィンランド pic.twitter.com/2DfSOUgDP1
— 世界のカワノ@モルック日本代表 (@yasutada_molkky) August 4, 2023
ルールや個人戦・チーム戦の違い
—モルックのルールを全く知らない人が楽しく観戦するための、ものすごく基本的なところを教えていただけますか?
河野)まず3.5m離れたところから的となる12本の「スキットル」に向かって木の棒「モルック」を投げて倒します。得点方法は2通り。複数本倒すと倒れた本数が点数になります。1本だけ倒すと、ピンに書いてある数字が点数になります。それを対戦相手と交互に投げ合って、先に50点ぴったりにしたチームの勝ちです。
51点以上オーバーしちゃうと25点に戻って再スタートになります。1投ずつ投げるんですけど、もちろん外すことも、何も倒れないこともあります。その時は0点になりますが、それが3回連続してしまうとその時点で失格、負けです。
相手の点数なども気にしながら色んなパターンの戦略を練って、先に50点ぴったりにするにはどうするか、という駆け引きが楽しいスポーツです。
—個人戦とチーム戦、戦略的にはどのように違いますか。
河野)チーム戦は大会では2人チームから4人チームがあります。例えば2人チームの対戦になると、Aチームの1番手が投げて、次はBチームの1番手が投げます。その次はAチームの2番手が投げて、次にBチームの2番手。それを繰り返していきながら50点ぴったりを目指します。
個人戦の場合はやはり自分で得意分野が分かってますし、毎投自分が投げられる。チーム戦の場合は先ほど説明した順番通り投げるので、4人チームの場合、次に回ってくるのは8投以上先になってしまいます。感覚や集中力をその間保って投げられるかどうか、そこを気にしますね。
日本のトップ選手として
—このシーズンはかなり精力的に試合に出場し、ポイントを獲得してきましたね。優勝した大会だけでも相当あったのでは?
河野)2023年に優勝した大会は、まず「東京モルックチャンピオンシップ」という年間のポイントを争う大会。次はポイント大会ではないんですが「西東京大会」、鶴間で行われた「桜カップ」、こちらはペア戦ですね。あとは歴史のある「第8回大阪大会」、大阪で行われた120人の個人戦「GAC」とチーム戦の方でも優勝しました。7月に川崎で行われた「モルクマニア」という新しい大会でも優勝していて、今年は7月時点で7大会で優勝しています。
—そのポイントを元に今回日本代表に選ばれたわけですが、世界大会に出場するにあたってズバリどんな感じで攻めていくつもりですか?
河野)自分たちが昔から理想としてきた戦略がありますので、それは変わらず貫き通して攻め続けたいですね。世界の状況は今は様々な大会が動画配信されているので、それを見て研究しています。当てる技術に関しては海外の選手もかなり高いのですが、戦略面では今のところ自分たちの方が優れている、という自負があります。あとは自分たちが練った戦略を再現できるかというところが勝負になると思います。
—世界大会はどういう形式での試合になりますか。
河野)世界大会は1日目がウォームアップのペア戦と国別対抗戦。2日目3日目が誰でも参加できる4人チーム戦。この3つの大会が3日間通して行われます。来年の世界大会は初めての日本開催(函館)になりますが、日本でのモルックの注目度が一番高まるだろうとは思っています。
ちょうど2023年の7月から、2024年世界大会に向けてのポイントランキングのシーズンが始まったので、来年も日本代表になれるようにポイント大会を頑張っていきたいと思っています。そして今年の世界大会に優勝したいと思っています。
あんこで集中力チャージ
—では最後に「飲むあんこ・theANko」について。どういうときに使われていますか?
河野)自分は試合中に飲むことが多いんです。というのもモルックの大会って早朝から夕方までぶっ続けであることが多く、さらに戦略に頭を使いながら進めていくので、集中力を維持するのが大変で。集中力を切らさないように飲むあんこでエネルギーチャージしながら、途中で飲むことが多いですね。いつも2回ぐらいに分けて飲んでいるので使うのは1日1パックです。
—余談ですが、かなりの甘党とか。鉄板の甘党ネタを披露してください。
河野)小さい時から甘いものが大好きなんですが、小学生の時とかは自分のお金でおいしいスイーツとか買えないじゃないですか。そんなときは家の砂糖を海苔に乗せて食べたりしてました。
あと高校生ぐらいになってカラオケとか行ってコーヒーを頼むと、ガムシロップが瓶で出てきますけど、コーヒーよりガムシロップの方が多い、むしろガムシロップそのまま飲んでるみたいな、そんなものを喜んで飲んでいました。
—想像の斜め上でした!世界大会はあんこパワーで頑張ってください!