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theanko インタビュー

theANkoには集中力テストを有意に改善する力があることが証明されました

あんこと血糖値の関係について、以前、血糖値維持の調査を実施した至学館大学健康科学部健康スポーツ科学科の髙橋淳一郎教授。スポーツドリンクを摂取した場合と比較して、theANkoを摂取したグループは長時間血糖値を維持することができたため、長時間筋肉に十分なグリコーゲンを充満させられ、筋肉の破壊を防ぐ効果が期待できることがわかりました。

2回目となる今回の調査では「あんこが集中力に及ぼす力」を検証しました。先生の解説とともに内容をご紹介していきます。聞き手は築地果汁創作所の「AN子」です。

髙橋淳一郎先生

髙橋教授)至学館大学健康科学部健康スポーツ科学科の髙橋です。よろしくお願いします。

AN子)「AN子」です。早速ですが今回の実験について伺います。何を検証するための実験だったんでしょうか。

髙橋)今回は「あんこと集中力」について調べてみました。脳の主なエネルギーは糖ですね。

・糖が枯渇した状態で糖を摂った後に集中力がどのくらい回復するか
・摂る糖によってどれくらい差が出るのか

そういうことを検証しました。

AN子)具体的にはどのような実験を行ったんでしょうか。

髙橋)数字がぎっしりと並ぶ9×9の81マスのシートを使います。一番小さな数字から消していき、一番大きな数字まで消し終わったら終了。消し終わるまでの時間を測定します。
11からスタートするので、最後が91になりますね。一桁の数字は見つけやすいので、二桁に統一するため11からなんです。集中力のないときには非常に混乱する、見た目よりも大変なテストです。

AN子)かかった時間が短いほど集中力が高い状態というわけですね。確かに、思っていたより探すのが難しいですね!結構時間かかるし。。。

髙橋)今回の実験の被験者は健康系の大学院生の1年生10名です。身体能力的には人生においてピークの時期ですから、AN子さんとはちょっと違うかな・・・。

AN子)先生、私だってまだ元気ですよ!

髙橋)失礼しました(笑)まずその若い食べ盛りの学生たちに、申し訳ないけれども前日の夜から絶食してもらうんです。

AN子)気の毒〜

髙橋)血糖値を測る実験だから仕方ないですね。で、翌朝9時に集合して空腹時の血糖値を測定し、その後に空腹状態のまま、先ほどの81マステストをします。

AN子)お腹が空いてぼーっとしちゃいますよね。

髙橋)その状態からどれくらい回復するかが問題なんですよ。で、被験者をtheANko1パックを摂取しながら1時間の講義を聞く②市販のスポーツドリンクを摂取しながら1時間の講義を聞く、という2グループに分けました。ちなみに別の日には摂取するものを交換して、同じ実験を行っています。

AN子)2日も夜間絶食するんですか〜。私にはムリかも。

髙橋)まあこの中にはアスリートも多く含まれますから食事の調整には慣れているかもしれませんね。

で、1時間の講義が終わった後に再び血糖値を測定し、そのまま二回目の81マステストを実施したんです。

AN子)要するに、空腹状態で血糖値測定してテスト、1時間かけてそれぞれの糖分を摂取してまた血糖値測定とテスト、という流れですね。

髙橋)はい、その結果を示したグラフがこちらです。まず血糖値について。空腹時の血糖値は平均して87mg/dL。糖を摂ってから1時間後の血糖値は、theANkoを摂ったグループが130.8mg/dLスポーツドリンクを摂ったグループが106.5mg/dLでした。お互い上昇をしましたが、その数値には大きな差が見られました。

AN子)この数値の意味するところが分からないのですが・・・

髙橋)はい、一般に空腹時血糖のレベルは健康診断などで測定しますが、その正常値とされているのは70~110mg/dLです。ですので今回の87mg/dLという血糖値はいわゆる「空腹状態」であることを示しています

糖を摂ると、正常な場合はもちろん血糖値が上昇するんですが、血糖値が上昇しようとすると、すい臓からインスリンという物質が分泌されます。インスリンは血糖値の上がりすぎを抑制するはたらきがありますので、一般の方は140mg/dL前後で安定するようになっています。そのことを考えますと、今回theANkoを摂取した後の血糖値が130mg/dLぐらいというのはしっかりと糖が脳に補給されている状態が予想されます。

AN子)theANko1パックで満腹状態の血糖値と同じレベルになるんですね。

髙橋)一方、市販のスポーツドリンクでは血糖値は106mg/dL程度でした。先ほど申し上げた「空腹時血糖値」が70~110mg/dLと考えると、空腹状態を脱するまでには至らなかったと言えるかと思います。

AN子)なるほど、theANkoはすばやく空腹状態を改善することがわかりました。それが集中力テストにはどう反映しましたか?

髙橋)集中力テストにも血糖値の差がそのまま表れたような結果が出ました。図を見てください。

theANkoを摂取したグループでは、空腹時のテストが7分15秒32、糖を摂り1時間後に行ったテストでは6分15秒98。19秒34の改善が見られました。

一方で市販のスポーツドリンクを摂取したグループは空腹時のテストが6分45秒23、糖を摂り1時間後に行ったテストでは6分37秒49。7秒74の改善が見られました。

AN子)theANkoを摂ったグループは大きく改善しましたね。

髙橋)平均値をとったものなので、個人で見るとばらつきはもちろんありますけどね。スタート位置が違うのは81マスの配列を毎回異なるものを使うのでそのばらつきもあるんです。慣れによって数値が改善されてしまうことを防ぐ目的です。これはたまたま初期値が早かったグループと遅かったグループの差ですね。

ただ、どのテストがきた状態でも、『血糖値が上がると集中力テストの結果も改善する』ことがわかりました。

theANkoを摂った後の改善が19秒34、市販のスポーツドリンクの方は7秒74と考えますと、高く血糖値が保たれたtheANkoは集中力を有意に改善したと言ってよいのではないでしょうか。お腹をパンパンにせずに血糖値を『すばやく上げる』『十分な高さに上げる』『上げた値を長時間維持する』ことが実現できるのは、非常に使い勝手の良い栄養補給方法だと思います。

PexelsのAugust de Richelieuによる写真

AN子)これはアスリートだけでなく学生さんたちにとっても要チェックな結果になりましたね。血糖値を『すばやく上げる』『十分な高さに上げる』『上げた値を長時間維持する』と三拍子揃ったあんこの力が証明されましたね。

髙橋淳一郎先生

次回はtheANkoユーザーの皆さんからこれまでにいただいた質問や、スポーツの現場であんこがどのように使われているのか、髙橋先生にお答えいただきます。あんこは結局太るの?太らないの?なんてこともとっても気になります!